2024年 夏休み イルカの自由研究プログラム 開催レポート

大変お待たせしました。忙しくてなかなかブログ更新ができずにいました(;^ω^)すみません。
やっと、夏休みプログラムの報告です☆
まずは概要
開催期間は 8/3 ~ 8/18 で、この期間のうちで 10回開催しました。
プログラムは 9:30-12:15の約3時間、乗船前イルカレクチャーとイルカウォッチングがセットで行われるプログラムです。
(レクチャーのみの参加者もいらっしゃいました)
プログラム要綱については、こちらをご覧ください
https://dolphin-lab.com/page-5026/

イルカセンターに集合し、レクチャースペースへご案内。今日の流れを説明します♪
ぬいぐるみや写真集などで、ちょっとでも緊張がほぐれたらなぁと思って準備しています。
まずは(とっても暑いですが!)15分ほど外へ。
外には、ほぼ原寸大のイルカのオブジェがあります。
イルカセンターは、実はこちらの外のオブジェも含めて、天草に棲んでいるイルカのことをよく知ることができる秘密がたくさんあります。

外見からいろいろな想像をしてみます。正解がわからなくて全然(•‿•)🆗レクチャーが進むにつれて、どんどん伏線の回収をしていきます。まずは見えない部分を想像し、見えないからこその「なぜ」の感情を刺激!

イルカプログラムでは3時間で、とてもたくさんの情報シャワーをあびます。そのなかで、
自分の身体が経験したこと
自分の頭で想像したこと
自分の心が感じたこと
を大切にしたいと思っています。そしてちょっと「理解」が追い付かないほどの速さでどんどん進みますよ!

実際のイルカのサイズを体験的に認識します。
見ることで認識
乗ることで認識
計ることで認識
感性はそれぞれ!自由に感じて遊んでもらえればOK✨
イルカのクイズは大人も子どももみんなで参加
ほとんどの人が「へぇ、知らなかった」そんな内容です。
外での解説のあとは、イルカセンター館内にある階段の大きな壁画に注目!これがまた、とてもとてもよくできているんです(*^_^*)
外のイルカと違うところは何かな?
イルカが住んでいる天草の海のなかはどんな場所?
人とイルカの距離?

視界いっぱいの海のなかの様子に、みんなあちこちキョロキョロ
ミナミハンドウイルカの特徴や、素潜り漁師さんの様子が「みえる」ようになっていきます。
外のオブジェ、階段の壁画をツアーして、ようやくテーブルへ。

①全部ひらがなですでに一部は答えが書いてある
②ちょっと漢字でヒントがちらほら
③ほとんど漢字でヒントなし
ここまできたら、今度は、模型やイラスト、写真、そして

あ、ほんとだー。よく見たら確かに・・・人とイルカの共通点や、相違点、外のオブジェでは見えなかったイルカの「中身」も探っていきます。
考えたり、触ったり、見比べたり、さらにテキストに記入もしていきます。
大人も子どもも大忙し!
小学生~中学生くらいになってきて、家族でのコミュニケーションが減ってきたりしますよね。このイルカプログラムでは、とにかく家族が一丸となって取り組みます。スマホで調べている暇もない!


レクチャーの後半では、これから見にいくイルカの「どこを」見るか、「どんな現象がおきるか」「何を見ようとするか」についての説明もします。
1時間半以上の時間をかけて学習を頑張ったみんな!いよいよイルカに会いにいくぞ~!!

海面がとっても近くて、イルカがすぐそばに。
この夏は、どの便でもイルカがとても近くにいてくれるタイミングだったので、たっぷり見ることができました。

赤ちゃんイルカや虹を探したり♪イルカの呼吸や鳴き声に耳を澄ませたり・・・
五感+ハートの全部でイルカを感じてほしい~(^▽^)
みんなの真剣な目や楽しそうな笑顔がとっても素敵です。

ご参加くださった皆様、本当にほんとうにありがとうございました!
今年の参加人数は
高校生以上:46名
小中学生:42名
幼児:8名 となりました。
さらに、プログラム後のアンケートにご協力くださった方々には重ねて心より感謝いたします。
野生動物との出会いは、いつも必ず違うパターン 同じ光景は2度と見ることができません。季節や時間、海の様子によっても様々な行動を観察することができます。また、寿命が40年と長いイルカたちは、どんどん成長し、少しずつ変化していきます。またぜひ、天草のイルカに会いにきてくださいね!
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