天草市イルカセンターに海ゴミパネル展示をしました。天草の海に棲むイルカへの影響とは?

2024年9月は環境月間ということでイルカを取り巻く海の環境についての啓もう活動に取り組みました。
まずは1つ目として、海洋ゴミについてのパネル展示です。
9/12に天草市イルカセンターの館内、1階の玄関入ってすぐのところに設置しました。

イルカセンターは2019年に開館しましたが、このような企画は初めての開催です。


パネルは全部で7枚、ここいがいに、階段下にも置きました。
海洋ゴミについての情報は様々な場所で見聞きするようになりました。プラゴミなどの影響や、発生要因などの一般論はすでに周知されてきています。そんななかで、
→ イルカ調査室として
→ 天草市イルカセンターで
開催するのにふさわしい内容をぜひ展示したいということで、
天草のイルカたちに実際に起きている影響について
情報開示することにしました。


上の2つのパネルに加え、糸が絡んで苦しみながら過ごしたらんちゃんの経過について、実際の写真を展示しました。



今回はアンケート調査など、感想の聞き取りはしませんでしたが、足をとめてくださった方がいらっしゃってよかったです。観光客にとっては「レジャー」の場所である道の駅ではありますが、楽しむことと同時に、このような事実についても気にかけてくださるきっかけになれば幸いです。
天草市の広報でもレポートがあがっていたのでリンクをはっておきます。
https://www.city.amakusa.kumamoto.jp/kiji00312443/index.html
1階でのパネル展示期間は 9/12-9/23でした。
現在はイルカセンターの2階【ドルフィンスクエア】にて展示していますので、ぜひお立ち寄りください。
https://www.amakusa-dolphin.jp/kiji0032274/index.html
少し衝撃的な内容の展示ではありますが、「人にもイルカにも優しい海の実現」のために、環境保全についての行動変容につながることを願っています。
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