2025.7.1 天草イルカラボ7周年!

2025.7.1 天草イルカラボ7周年!

こんにちは、しばらく投稿が止まっていました。2025年は変化の年となっています。
実は、2022年5月から始まった天草市と天草漁協との「天草イルカ調査室」事業を2025年5月で卒業し、もともとの活動主体であった【天草イルカラボ】に戻りました。この件については、また改めて投稿をしようと思っています。イルカ調査室で行っていた各種調査についての報告も、まだまだあるので今後の投稿もぜひお待ちください。

さてそんななか、なんと、イルカラボの7周年記念日を迎えました(*^▽^*)
2018年7月1日に発足した 【天草イルカラボ】は、ようやく7歳。というわけで、いつも色々な場面で支援、協力してくださっている方に声をかけて記念写真撮影とビーチクリーン活動を開催しました。
(イルカ調査室事業の区切りの意味もこめています)
開催というか、付き合ってもらいました
(^▽^)/ ぜひ来て~♪って。

梅雨のまっさかりで、どうなることやらと2週間前くらいからそわそわ。前日は晴天で海況も穏やかだったのですが、翌日の予報はいまいちで、傘マークもついたりして・・・

しか~し!なんとか雨には降られず開催することができました☆
でも湿気はかなり高く、外にいるだけでべとべとしてくるほどでした。

海況はやや風が強かったので、小亀灯台より西は白波がたっていて、船は少し揺れました。幼児や低学年のお子様たちは、ちょっと怖かったかな、ごめんね。
イルカたちは、小亀灯台の少し北側から通詞島沖に発見!私の一番のお気に入りスポットにいました。
そしてこの日は、赤ちゃんイルカに何度も会うことができてラッキー!全員、赤ちゃんイルカの可愛らしい(おぼつかない)賢明な泳ぎを見ることができました❤

波が穏やかなところで、記念写真
掛け声はもちろん、 
私「イルカの聖地」 
みんな「あまくさ~」
パチリ📷 
青い空に後ろにイルカ、とはいきませんでしたが、これがしたかった♬ みんな、ありがと!

ふだん、見えないところでイルカの活動を具体的にサポートしてくれている皆さん、なかなかご恩返しはできていませんが、心から感謝しています。
みんな、楽しんでもらえたかな~。
キッズと参加してくれた人たちもいて、「イルカデビュー」の子もいました。
今回はちょっと波があったけど、これにめげずに、ぜひこれからたくさん、たくさんイルカたちに会いに来てね🐬
賑やかな船上で(私にとっては)あっと言う間でしたが、密かに船酔いと戦っていた人も・・・
(;・∀・) ぎりぎりセーフだったそうです ヨカタ

下船して、キャプテンも一緒にパチリ
天草市イルカウォッチング総合案内所の入江代表
いつもありがとうございま~す♬
サングラスして黒いけど、めっちゃ優しいよ(*’ω’*)

下船後、ちょっぴり休憩をして通詞島へ移動

かなりの暑さと湿気!
いつもの場所から少しだけ東側のポイント。今回はここにゴミがたくさん。足場が悪いところだったけど、こちらでゴミ拾いしました。

1回の活動で拾うゴミの量は、地球規模でいえば、とるにたらないほどの少量です。そして数時間後にはまた元に戻ってしまいます。誰もが感覚的にそれもわかっていることです。
それなら、なぜするのか?
体験することに、さまざまな意味があるからです。
実際にごつごつした岩場を歩いて、だらだら汗かいて、かがんで、ゴミを見分けて、拾って、それをまた陸上までもって上がる。小さくても重かったり、軽いのに袋1枚に入りきらない発砲スチロールの塊があったり、姿は見えているロープや缶が岩や隙間にひっかかってどうしても取れなかったり。
イルカをはじめ、あらゆる生物が被害を受ける「ゴミ」の実態。
捨てるのは簡単、回収するのは大変。
イメージではなく、足腰使った実体験、自分の目で見て触れた感覚、拾ったものの現状(このへんは、海外からのゴミはほとんどない)そのすべてが、体感とともに記憶と心に残ります。

そういったことで、少なくとも「私はポイ捨てしない」という人になるかもしれない、これをなんとかしたいと思う発明家になるかもしれない、生態系に興味をもつかもしれない、そういった、いろいろな可能性があると思っています。

あと、大事だなぁって思うのは・・・

誰かと一緒に活動することって、それが大変なことでも意外とやってみると「楽しい!」ってなったり、夢中でしているうちに普段悩んでいることをいつの間にか忘れていたり、清々しい達成感を感じたりすることもできちゃいます。社会や環境にちょっといい事しながら、家族や友人と素敵な時間を過ごす。その思い出が、人生の1ページになる。
実はそんな時間そのものが、「ゴミを拾って環境保全」というちょっとヘビーな課題意識のハードルを下げてくれるんじゃないかなって思っています。

どんな企画をするときでも、「一緒に過ごす時間、人」が楽しく、充実したものになることを一番年頭においています。

今回も皆さんのお陰で、イルカの海がちょっぴり綺麗になりました。
お忙しい中(& もーれつな暑さのなか)、ご参加くださいまして、ありがとうございました(^▽^)
天草ライフの、いい思い出ができました。


そんなわけで、これを区切りにしばらく充電期間に入らせていただきます。
もちろん、天草イルカラボは終わらせません。
「人にもイルカにも優しい海」を目指して、またいつか活動を再開します。

天草は世界に通じる「イルカの聖地」
10年前のあの感動は、これからも私の人生を導いてくれることでしょう!