天草イルカラボ(天草イルカ調査室)について
ビジョン
イルカの聖地 天草
【イルカの住み続ける天草】を目指します
ミッション
人にもイルカにも優しい海の実現
「持続可能な海」を目指してさまざまなチャレンジをしていきます
理念
聖地にふさわしいかを問い続ける
イルカに学び
地域に渡し
環境に還す
目的
- 「イルカの聖地 天草」として地域の自然、歴史、文化、経済を振興する
- イルカを通して&イルカと一緒に天草のアップデートを進める
- いつまでもイルカが住み続ける海を引き継ぐ
- イルカから学び、その学びをイルカに還元することで恩恵を循環する
- 歴史的に貴重な素潜り文化を背景とした人とイルカの接点や、自然がもたらす恵みを広い視点から明らかにしていく
- 天草のイルカ研究の拠点として機能し、ミッションの達成に向かう
天草の通詞島近海には、ミナミハンドウイルカが群れを成して定住しているという貴重な生態が現存しています。さらに驚くべきことに、この海域では、縄文時代から続く素潜り漁をはじめ、漁業が盛んであるにも関わらず、イルカと共存してきたという生活史があります。
継続的な観察が容易な天草のイルカは、野生動物の生物学的な研究のフィールドとして適しているだけでなく、これまでの地域とイルカたちの関係性の学習を通じて、自然と人類の共生の姿を学ぶことで未来に貢献することができる可能性もあります。
この天草の海は「イルカの聖地」です。これほどまでに、人とイルカが当たり前のように沿岸でお互いの命を育んでいる場所はなかなかありません。かつては環境負荷の低い生活が行われていたために海洋環境が豊かで、この素晴らしい生態系が継続してきました。しかし現在は地球規模で海洋環境が危機にさらされ、天草も例外なく様々な課題が山積です。「イルカの聖地」も、いつどうなってしまうか、ぎりぎりの状態であるかもしれません。だからこそ、持続可能な社会・責任ある観光のあるべき姿へむけて、イルカを軸とした活動を進めていきたいと考えています。
天草イルカラボ(天草イルカ調査室)を、国内外の研究者の研究拠点として、また、多くの方々にイルカを通じて学ぶ場にご利用いただければ幸いです。
天草イルカ調査室
2018年に発足した「天草イルカラボ」という市民活動が徐々に認められ、2022年に天草市と天草漁協の連携事業となりました。そのさい名称を「天草イルカ調査室」として始動しました。
そのときのお知らせ投稿 → https://dolphin-lab.com/2022/04/18/post-3017/
もともと、イルカラボとして個人で活動していた内容を引き継ぎながら、より一層、地域に貢献していく役割を担うようになりました。
個人活動ではできなかったようなことも、積極的に取り組んでいこうと思います。
拠点情報として、こちらを引き続き使っていきます。
今後とも、よろしくお願いいたします。
Last Update 2023.6