R4.4月 天草市と天草漁協が連携して、イルカ調査の取り組みが始まりました。

R4.4月 天草市と天草漁協が連携して、イルカ調査の取り組みが始まりました。

令和4年度、天草市が新しく
【通詞島沖野生イルカ実態調査】という事業を立ち上げました。
それを、天草漁協が実行役として委託をうけ、始動することになりました。
この事業についての説明は、天草の市政便りにその経緯がかいてあります。


5月号で公式発表となりました
馬場天草市長

馬場市長とは、イルカについて、何度も何度も話し合いを重ねました。
野生のイルカがすぐそばに定住している天草、どれだけ価値があり、どれだけの可能性を秘めているか。そして、世界にぜひ紹介したい、そんなことを表明し続けてきた天草イルカラボの活動に、大変な関心をもってくださいました。

市政便りのなかに、施政方針として、こんなふうにイルカをとりあげてもらいました。

天草の宝!のひとつ、としてしっかりみてくれました。
とてもとても、嬉しかったです。

さらに、これまでの観光としてのイルカ、だけではなく、環境という視点からイルカをとりあげていくことになりました。

ものすごい展開、ものすごい大きなステップです。

というわけで、天草漁協内に、「イルカ調査室」(私が命名!)を立ち上げる運びとなったわけです。

これまでになかった、新しい取り組みのイメージは、こんな感じにしてみました。
HPはないですが、このイメージで、SNSは開始しています。

この事業では、イルカの調査を柱に、教育プログラムの制作や、環境活動にも取り組みます。

週に3回の陸からの調査や、実際に船に乗っての個体識別調査

調査員として、イルカラボのこれまでのデータも活用しながら、活動しています。

天草イルカラボの活動は、小さな小さな地域活動でしたが、
今年度はそれが、天草市公式の事業となりました。

この事業の策定のために、たくさんの方々の大変な尽力がありました。
私は、この事業に参加させてもらうことができることを、本当に心から感謝しています。

イルカラボと、イルカ調査室、何か違うの?
ということは、まぁ別に本当にささいなことです。中身、目指すことは変わりないです。ただ、便宜上、看板が変わったということです。

どちらも、私には大切な活動であり、ステップであり、看板のことは気にせず、大志をもってがんばります!