熊本益城の小学生にイルカガイドツアーをご案内したけど、イルカに会えなかった・・・
10/28 本渡ロータリークラブ
【益城の小学生をイルカウォッチングにご招待】
のガイド依頼を頂きました。
イルカセンターでバスを降りたときから、元気もりもり!!
小学生はみんなはつらつとして、個性が光っていています。
6年生の皆さんです。
明るい担任の先生の雰囲気もあって、みんな仲良しで和気あいあい
(*^o^)/\(^-^*)
出発前のイルカレクチャーも、とっても積極的で「はいはい!」と手が上がり、盛り上がりました~!
イルカのサイズはどのくらいでしょうか?とメジャーを使って
2人で予想!
イルカのモニュメントの前でイルカクイズも楽しい時間
今日はメディアの方々もたくさんいらっしゃり、さて、イルカに会いにいくぞーと意気込みました!
出発前の記念写真
そしていざ船へ~
が
が
( ̄Д ̄;) ガーン
会えませんでした
_| ̄|○
イルカたちを見ながら、ますますたくさんの話をしたかったけど、残念でした。。
週末は近くでたくさんのイルカたちが過ごしていましたが、今日は探しても探しても見つかりません。あくまでも野生動物、そして自然のことなので色々な理由はあるし、私たちには、到底わかりえない背景もあるでしょう。
イルカに会えなかったことを、ただの “残念でした” “しょうがないですね” “運です”
しーん ()
そんなふうに終わらせるラボではございません。
イルカに会えないことについて、みんなで話し合ってみることにしました。
というわけで、天草のイルカの特徴をお話しをしながら、何が考えられるかなと問いかけてみました。
そうしたら、次々とみんなから
ゴミ!
マイクロプラスチック!
地球温暖化!
漁獲量減少!
という言葉が飛び交いました。
イルカがなかなか現れないので、どうしたもんかなーという心配もしながらも、、素直な感性でエネルギーいっっっぱいの賑やかな船上
「もうゴミはどうにもならないんだよ!、日本は少子高齢化がはんぱない、だから、それをどうにかするお金なんか、どこにもないんだ!」「ちゃんとリサイクルとかしないと」「違うよ!リサイクルは実際にはお金ばかりかかって、あんまり意味がないんだよ」そんな声もありました。
子どもたちは、本当に色々な”情報” を吸収しています。そして自分が目の当たりにしている “事実” や “体験” と、きちんと照らし合わせて、それぞれに考えています
果たして、それをこうも声高に騒ぐ社会、大人たち、私は、、、何か “行動” をできているのかな。
今の素晴らしい文化的で便利な世の中をつくったのは今の大人たちですが、同時に、今の残念な世の中をつくったのも同じです。課題については子どもたちの”せい” ではない。でも、これからより良い楽しい世界にしていくには、この子どもたちの力を借りるしかない。
“あなたたちがなんとかしてね”
ではなく、
“なんとかしたいから、一緒に力を合わせてほしい。”
そんな気持ちで、伝えていかないといけない。それを常に思います。。
一生懸命にイルカを探すキャプテンに
「船長さん、大丈夫ですよ!ありがとうございまーす。」
と大きな声でエールを送る姿に、私自信が色々と考えさせられ、同時に感激しました。
今日はイルカに会えなかったけれど。。次回はたくさんのイルカたちに出会ってほしいと心から願いました。ただイルカを見に遊びにきた、というだけではない何かを共有できたような時間でした。
ありがとう
どんな行動をどのくらいできるか、は測ることはできない。
ラボとしてできることを、これからも問い続けてチャレンジしていきます
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天草イルカラボでは、SDGsの普及、推進活動をしています。
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