イルカラボ#1エコロケーションについて

2018年2月19日に開催したイルカラボ勉強会第一回目のテーマは、イルカの特徴として有名なエコロケーションでした。エコロケーションは”反響定位”と訳され、発した音波の反響をを受け止めて対象の大きさや距離を感知する機能です。HP運用前のため過去記事のアップとなります。
イルカの身体構造
イルカがエコロケーションを使う仕組みを理解することに合わせて、イルカの身体構造についても勉強しました。
鯨類は歯クジラとひげクジラの二種に分類されます。
歯クジラはイルカやスナメリなど
ひげクジラはシロナガスクジラやザトウクジラなど。
メロンと音
歯クジラの前頭部にはメロンという脂肪の塊のような器官があり、音を屈折させて集めるレンズのような働きをしています。
鼻腔で作った音をメロンに集めておでこから発し、下顎の骨でその反響をキャッチして、骨伝導で耳骨へ伝えます。
ひげクジラにはメロンはなく、エコロケーションもできません。
このほかにも
- イルカやクジラの祖先はカバであること、
- イルカの目の横に、部位としての耳はあるけれども機能していないこと、
- ひげクジラが使うサウンドチャンネル(特定の塩分・ミネラル・水圧などの条件下にある海中の層)
について勉強しました。
イルカは「かわいい」だけでなく面白い!
第一回目の感想は、
イルカって奥が深い!面白い!
天草イルカラボでは、これからもイルカについて、イルカの住む海の世界について勉強を続けて行きます。
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