6/19 熊本市立北部中学 講話
SDGsを軸にイルカラボのお話しをしてほしい、という依頼を受けまして、とっても素敵な機会を頂きました。
北部中学校は、SDGsの推進指定校となっているそうです。
(正確には:国立教育政策研究所教育課程研究指定校ESD Education for Sustainable Development ~持続可能な開発のための教育~)
北部中では、3年間を通じて生徒さんたちがSDGsについて学び、研究し、活動をしていくプログラムがあります。今回は1年生のみなさんに、SDGsの概要をふくめ、ラボの活動、そしてイルカを通じて#14について考えるきっかけとなるようにと準備しました。。
場所は上天草の青年の家、天草の方々には馴染みがある場所のひとつです。
ここは宿泊施設が併設されていて、泊りがけで色々なプログラムで体験をしながら学ぶことができます。ちょうどサンセットの時間で、とても幻想的な景色で癒されました。
校長先生とご挨拶
1時間ほど前に到着して顔合わせ、セッティング、打ち合わせ。がらんとした講堂で準備しながら、ドキドキしていました。
そして夕食と入浴を終えた生徒さんたちが講堂に集まって20時からの開始。
まだ中学生活が始まって間もない時期ですが、SDGsについての事前学習があったとのことで、全員アイコンを見たことがありました。全国的にも、まだまだ認知度が低いので、子どもたちの関心から大人への影響ははかりしれないですね。
SDGsについては色々な視点からの解説、活動、理解があります。そのなかで、いかに退屈でなく(笑)、自分事に感じ、前のめりに楽しくお伝えできるか、しかもラボの意義からぶれないこと。なかなかのプレッシャーでしたが、できることを元気いっぱいに表現しました。
テーマの中心においたのが
Sustainable
Well-being
生徒さんたちはとても素直で反応がたくさん!どんどん盛り上がりました(*^O^*)
クイズにもたくさん手があがり、やり取りでも笑いやへ~がおきたり、真剣にメモする瞬間があったり、そして質疑応答ではなんと多すぎてタイムオーバーで締め切ることになりました。
会場の雰囲気に助けられ、というか後押し?追い風で、私自身どんどんテンションがあがっちゃいました⤴️⤴️⤴️
みんな、本当にありがとう!!
最後の締めとして、私自身がSDGsについて考えている個人的な思いを伝えました。17項目のテーマの大前提として、「0」がある。
みんな、どんな感想を持ってくれたでしょうか。
今回、中学1年生229人への講話
とてもドキドキしました
準備の段階から、たくさん迷いもありました
SDGsの「課題」って、子どもたちにとっては、目の前の大人が引き起こした問題だからです。
なんとなくしっくりしないと思うのが当然だと思います。
自分たちは「悪くない」と思う子どもたちもいると思います。どうして尻拭いを問われているのかと、疑問に思う子どもたちもいると思います。
そのなかで、それでも一緒に世界を感じ、一緒にワクワクする未来をつくってほしい、その仲間になってほしいと伝えました。
これから生徒さんたちが、それぞれにどんなテーマに関心をもち、取り組んでいくのかはわかりません。自分のなかに感じるキラキラした気持ちがその動機(原動力)となるようなチャレンジになっていったらいいな、と心から願います。
機会をくださった関係者の皆様
北部中学校
そしてラボの総監督、カメラマン
いつも応援してくださるみなさん
ありがとうございました~!
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