2024.5.17 長崎県 佐世保へ 海きららさんの「海プラプロジェクト」の研修に参加してきました ①
昨年、日本セトロジー研究会 というイルカやクジラに関連する集まりが、長崎県佐世保で開催されました。
そのときの様子 https://dolphin-lab.com/2023/06/11/post-3714/
ブログのなかにも書きましたが、いろいろな発表があるなかで、私が一番印象に残ったのが、海きらら社長である川久保さんの発表でした。
このときの交流会で川久保さんにアタック(!?)し、ぜひ現場をみさせていただけないかというお願いをしたところ、有難いことに、御快諾をいただきました。
海きららでは、漂着ゴミを回収しアップサイクル、それを展示・販売し、なんと収益をあげることに成功されています。環境課題に取り組みつつ、それが経済的にも持続可能なサイクルになっていることは、とても重要なポイントです。というわけで、そちらの経緯、工程、収支などを学ぶ研修に参加させていただくことになりました。
アップサイクルとは ⇒ https://sdgs.kodansha.co.jp/news/knowledge/40580/
年度をまたいでしまいましたが、日程調整がつき、いざ佐世保へ!
前日はなんと超強風で、鬼池ー口之津フェリーが欠航
( ;∀;)エーン。倍の時間がかかりましたが陸路で向かいました。
研修当日、朝9:00に待ち合わせをして、水族館のバックヤードから事務所へ。(関係者エリアってどきどきしますよね)ご挨拶をしてから、さぁ出発!
近くのどこかに行くのかと思いきや、ボートでポイントへ向かいました。朝の海風がとっても気持ちいい~。
研修の流れとしては
漂着ゴミ回収(海岸清掃活動)
↓
分別
↓
洗浄、乾燥
↓
仕分け
↓
裁断
↓
計量
となっています。
なんと事前に、ドローンを飛ばしたりしてどこらへんを活動ポイントにするのか下見をされているそうです。
ゴミ収集のときには、もちろん対象はゴミすべて!ですが、持ち帰ったあとは「ゴミ」と「アップサイクル資源」に選別します。こちらの発泡スチロールなどは、明らかに加工できないものになります。
一見プラスチックに見えるものでも、ゴム素材っぽいのもあります
プラ素材の加工技術にはいろいろとあり、アップサイクルの会社によると思います。海きららさんが発注されている会社さんは、比較的硬質なもので、180~200度の熱に耐えられる素材が対象ということです。
ちょっと長くなったので、パート2は次の投稿へ
パート2: https://dolphin-lab.com/2024/05/18/post-4917/
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