2024.3.2-3.3 ドコモ九州総分会 社会貢献活動として天草を訪問されました

ＮTT 労働組合 ドコモグループ本部 ドコモ九州総分会の社会貢献活動「結プロジェクト」が天草市五和町で開催されました。

こちらの企業さまでは、かねてより「結（ゆい）プロジェクト」という活動があり、前回までは熊本地震後の復興支援活動をされていたそうです。そちらの御担当者から、新たなテーマや場所を探しているとのことで問い合わせを頂きました。協議の結果、下記のようなテーマを共有し、五和まちづくり協議会との連携企画としてモニター開催することになりました。

• 自然を守り「共に生きる社会」　・・・野生のイルカが住む天草の海を通じて環境や観光業について学ぶ
• 個々がもつ多様性を認め合い「共に生きる社会」・・・地域活性化イベントである「鬼池ひなの会」の準備や片付けなどの支援活動を行う

2023年の4月に最初のご連絡を頂き、このたび無事に開催することができました！
打診を頂いたあと、8月には1回目の視察へ来てくださいました
が、、、なんと台風直前というタイミングにあたってしまい、そのときはイルカに会うことができませんでした。

それでも！陸での活動を検討するために可能な限り周辺を視察されました。

そして何度もメールでの話し合いを重ね、さらに担当者の方は再度1月にも視察と打ち合わせのために天草まできてくださいました。（そのときにはイルカに会えました！）

そんなことがありまして、いよいよ本番の開催日をむかえました。

まずはどきどき、そわそわの顔合わせと開会のご挨拶

少しだけイルカのことを説明してから、いざ海へ！

イルカたちは通詞島沖の小亀灯台の周辺にいました

少しうねりのあるタイミングでしたが、気持ちのいいお天気で良かったです。
イルカたちは３～４つのグループに分かれてのんびりしていました。

イルカを見た後ですが、イルカについてのレクチャーです。天草のイルカの特徴や、価値、そして

様々な課題について解説しました。

遠路のドライブとイルカウォッチングのあとで、とても疲れていたと思いますが、皆さん、とても真剣に聞いてくださいました。時々、笑いもおきたりしたので良かったです☆

このプロジェクトは、地域経済への貢献もあるとのことで滞在型の企画（感謝）。というわけで、終了後は本渡へ向かわれました。

翌日は鬼池ひなの会マルシェです

鬼池コミセンのグランドに集合し、マルシェ開催前の会場設営の支援

小さな子どもたちも一生懸命、活動に協力してくれました。

滑ることが問題だった外階段。いつも気になっているけど、人がいなくて掃除できなかったそうです。寒いなか、冷たい水で頑張ってくださいました。階段も手すりもピカピカになりました。

順番に休憩やランチをしてもらいつつ、車の誘導も。。本当に人手が全然足りないので、とてもとても助かりました。8時からはじまり、13時過ぎまで動きっぱなしでたくさんのことをしてくださいました。（ちょっと頼みすぎてしまった感もあり、申し訳ないです）
お陰様で、本当にスムーズにマルシェやイベントが行われ、また普段は手を付けることができなかった部分まで支援を頂く事ができました。また、運営のスタッフの方々と地域交流をすることもできて、地域の方々の笑顔もみることができました。

市の担当者によると、このマルシェでは、若者の参加やボランティアはとくにいないとのこと。いつも人手が足りない状況でなんとか運営しているとのことでした。高齢化や過疎化も進む中で、地域交流や活性化のためにという志しがあって開催していますが、なかなか実情は険しいようです。

参加の皆さまは、地域課題を目の当たりにしてどのように思われたでしょうか。外からの目線で、いろいろな改善策なども出てくるかもしれません。

今回、企業の社会貢献活動という視点から初めてのオファーを頂きました。
日々の情報発信の成果として、新たなニーズにリーチできたことがとても嬉しいです。天草のイルカを通じて、このような機会もつくっていければ、交流人口の増加にも貢献できそうです。

開催してみたことで、いくつかの課題も明らかになりました。それらは今後の展開にいかしていこうと思います。

今回、企画・主催、そしてご参加くださったドコモ九州総分会の皆さまに心よりお礼申しげます。また、一緒に受け入れの準備から当日の対応まで尽力くださった五和まちづくり協議会の皆さまにも、感謝いたします。

ありがとうございました。

全国の企業から、社会貢献活動やCSR活動、SDGs研修の開催地、テーマとして天草が選ばれていくようになったら嬉しいです！